マーダーミステリー「草花の楽園」プレイ感想

9月12日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

この日、マーダーミステリーの予定が3本ありまして、これが3本目。

最後に…めちゃくちゃ重たいものをという感じです、覚悟して挑みました。

 

遊んだ作品はこちら。

booth.pm

KuroeReiko様作「草花の楽園」です。

プレイヤー人数は11名、GM様はいなくても不可能ではない…と記述があるのですが

遊んだ感じ、絶対いないと厳しいと私は思いました。

システム的にもですし、これだけの人数のプレイヤーをプレイヤー以外でまとめて

くださる方は絶対必要だなと。

使用したツールはディスコードとユドナリウムで、通話形式で遊びました。

 

さらっと書いたのですが、プレイヤー人数11名です。

お、多い…。今までマーダーミステリーを遊んだなかで、一番人数が多かったのが多分

12人だったと思います、対面で。

そのときもなかなか満遍なく話すことは難しかったのですが、それがオンラインで

11名…開始前から、果たして、情報整理とかそういうのできるのかなと不安さは

ありました。

 

そして、もう一つ不安だったのが、開催決定するかどうか。

今回、以前お世話になったるぅと様の募集に参加させていただいたのですが、11名

そもそも集まるのかどうかがプレイヤー側としても不安でした。

なかなか集まれる人数ではないですし、作品も公開されてからそこそこ時間が経って

いたものですので、多くの人がすでに遊んでしまっているのではないかと思っており

ました、私個人としてはこの日が奇跡的に参加できる日程だったのもあり、開催確定

してくれー…!!!と、決まるまではハラハラしてましたね。

無事開催決定したときは本当嬉しかったです。

 

内容としましては。

いや、本当…ボリューム、重…っ!!!

キャラクターシートを読み込むところから重たいです、そしてキャラクターの名前が

とてつもなく難しい、ふりがなをふるところから始まります。

一度読んで、おっけー☆把握!みたいにはならず、じ、自分のキャラのことなのに

全然わからん…頭に入ってこない、情報が…情報が多い…!と困惑してましたね。

 

実際始まってみると、ユドナリウムを使用するのですが、盤面のわちゃわちゃ感が

ものすごい。誰かが情報を出してくれたときに確認するだけで手一杯ですし、人の

話を聞きとるのに必死で、全然自分から話すということをそもそも忘れてメモして

しまっていました。

全体で話すときは11人で言いたいことを言っていくわけですから、そりゃ何人かは

空気のようにはなります、仕方がなかったんや…。

人が少なくなると、まぁ私も喋ったりはするのですけれども。

 

人数が多い作品での私の動き方は本当にわかりやすくて、仮に全体会議や密談がある

ということがわかっている作品の場合、全体会議は聞き役に徹しがちになっており、

密談が勝負!!!という動き方をしているかな、というかそれが一番自分に合っていて

その方法をとってしまいます。

密談になるとめちゃくちゃ饒舌になってしまう。で、大体密談のときにその相手が

自分のキャラから見て信用できるキャラかをある程度見極めて、次の全体会議のときに

どの立ち位置の人がどの発言をしているか、誰がそれに賛同しているかとかを見て

います。

これは自分が犯人じゃなくても犯人であっても同じような動きしてる気がします。

 

今回は、本当人が多くて、結構話す人とそうでもない人の差がすごいあったかなという

印象です。全員に向けての発言力が強い人が一人二人いるとそこがずっと喋ってくれて

いたりするので、情報整理する時間としてはとても楽ですね。

 

あとよくありがちな推理を順番に発表していくとき。これはその前に休憩時間とか

あると、その間にガリガリと原稿をまとめています。

咄嗟に言葉が出てこないタイプなので、言いたいことを制限時間内に言えるように

まとめている…のですが、めちゃくちゃ長くなるので、どうしてもここだけは早口に

なってしまうところですね。

犯人じゃないときも犯人のときもするのですが、犯人のときは特に入念に原稿を作って

発表のときには読んでいます。

 

それとディスコードの個人チャットに現時点での考察を書く壁打ちですが、私はこれを

かなりする方ですね。頭の中でまとめられないので、文字にしておこしておきたい。

 

上記のようなことが、今回特に表れていたかなと思っています。

人数が多すぎて余裕は全然なかったので、キャラクターは学生なんですが、そんなに

ふざけたロールプレイとかをしたりはなかったですね。

まぁ、ふざける雰囲気ではないのですが、場面が。

担当したキャラクターは松葉柚人というキャラクターでした。

ビジュアル見たときから気になっていたキャラだったのでとても嬉しかったなぁ。

 

作品に対して思うことは、とにかく全てにおいて多いです!

人数も、情報量も、プレイ時間も。特にプレイ時間は余裕をもって確保しておいた方が

いいです。感想戦もかなり盛り上がる作品だと思います。

ストーリーについては、もちろんゲーム中は自分のことしかわかっていない状態で

情報を集めていくのですが、ゲームが終わってから他の方のキャラシートを見たり

すると、こことここが繋がっていて…とか、色々気づくこととか、物語の全体の背景を

知ることができてゲーム終了後に初めてわかったという新事実も多い作品でした。

 

同卓してくださった方々は、知ってる方とはじめましての方がいて、おそらくはじめ

ましての方の方が多かったかな。

これだけ人数がいるとやっぱりプレイヤーとしてのプレイスタイルでこの人の聞き方、

受け答えの仕方が好きだなとか、逆にこの人ちょっと苦手だし聞きにいきづらいなとか

どうしても出てきてしまうのですけれども、全体を通しては、すごく話やすい方が

多くて、情報交換などもはかどったかなと思います。

ちなみに、キャラクター的にどうしても議論が平行線上になってしまう人同士という

のが出てきてしまうことはあると思います。

これについて、見た・見てないとか、行った・行ってないとか。

その平行線上の議論で相手に認めさせるまで主張してくる人が正直苦手で、そういう

議論になったときに、ここは平行線上になるの仕方がないから別のことを話し合おう

って提案する人がいると私は大体その人がとても好きになりますね。

 

また、GMしてくださったるぅと様ありがとうございました!

これだけの人数をまとめるの本当に大変だったかと思います。

遊べる機会を伺っていたので、参加させていただけて嬉しかったです、準備期間から

当日まで長時間、本当にありがとうございました!

 

舞台が勉強合宿という設定なのですけれども、実際にこの人数でマダミスとしては

かなりの長時間を過ごしていたので、エンディングの前はどんな結末になるかも

緊張しながら待っていたのですが、終わるんだなという寂しさも同時にありました。

 

GM様、同卓してくださった皆様、本当に長い時間ありがとうございました!

また何か違うところでご一緒する機会がありましたら、よろしくお願いします!