マーダーミステリー「騎士と四季の姫君と」プレイ感想

8月31日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

booth.pm

せきらら工房様製作の「騎士と四季の姫君と」です。

プレイヤー人数は8名、GM様必須。

使用したツールはディスコードとココフォリアで通話形式で遊びました。

 

ペアマダミスはなんといっても話題性はすごいですね。

こちらの作品もリリースされるときにツイッターですごく話題になっていた記憶が

あります。

ペアマダミスは楽しいなと思う時もありつつ立ち回りという意味では苦手な部類の

ジャンルだと認識してしまっているのでもっと上手く立ち回りだったり心情把握が

できるようになりたい気持ちはあれ、ど……やっぱり今回も個人的には迷走したの

でした。

 

あらすじは春夏秋冬それぞれの国の姫と騎士に招待状が届き、赴いたところ館でシキ王

という存在の死体が発見される。

もしかしたら隣にいる人が犯人かも…!?といったストーリーとしてはとてもシンプル

であり理解はしやすいようになっています。

 

色々と人を選ぶ要素があるということで、以下のものが苦手な人は非推奨です。

ファンタジー要素・戦争・殺人・暗殺・異性愛、同性愛・信じていた者の裏切り。

これだけ見ると作品として取り扱うならむしろ好きなものの方が私は多かったため

自分の選んだキャラがそれに関わっているかどうかわくわくしながら読ませていただき

ました。

 

選んだキャラはこちら。

春の騎士です。

色が黒だったら完璧に好きだったな(春のテーマカラーを完全に無視する発言)

デザインではオータム王国がとても好みでした。

姫か騎士かだったら騎士でないと厳しそうだなぁ…と思ったのもあって配役希望に

ついては騎士で出させていただいたのですが、姫役の心情については分析がまだ私には

スキルが足りなそうだったので台無しにしたらどうしようという意識から今回ばかりは

人数も多いですしロールプレイしやすい方へと安全策をとった提出をしていました。

 

ゲームの内容については時間配分は正直少し多め気味かなという風には感じました。

ハンドアウトについては文字数は多いのですが、読みにくいわけではなかったです。

ゲームの流れはかなり特徴的なものとなっていますが、ココフォリアの操作に関わる

ルールはすごくシンプルなものでした、ルールが難しくて理解できない…!という風

にはならなさそうかなと思います。

 

ゲームバランスとしてはあまりいいとは思わなかったですが、結局のところそれぞれが

どう動いていくかによってかなり変わると思うのでなんとも言いづらいです。

boothにもペア密談があるとあるのですが、ペアマーダーミステリーのなかでも結構

ペアという拘束が多めの作品だなという風には感じました。

それがペアとはずっと一緒にいたいから好き!って思う方と自由がなさすぎるのは

ちょっとなと思う方でわかれるところでもあると思いますね。

 

エンディングに関しては、ハンドアウトの書き方だったりboothの注意書きに物語に

浸りたい方向けとあることもあって、あらかじめ基礎となる物語がふわっと存在して

いる感じを私はすごく感じましたね、そのなかで微々たるところでそれぞれのキャラが

考えたことで変化があるぐらいでプレイヤーがこのキャラだったらエンディングは

こういう感じになるだろうな……みたいなのは想像すると悲しいことになるのであまり

考えない方がいいのかなと思います。

 

そういう意味で、全体的に「自由」は少ないです。

自由が多い作品はまとめるのが大変だと思うので、これだけの文字数のハンドアウト

人数であればある程度シナリオ側で枠組みがしっかりしてないと収拾がつかなくなって

しまうというのもあるのでわかります。

なので、自由度すごい求めたい人には向かないですが、いわゆる姫と騎士の雰囲気を

ロールプレイで味わいたい方には向いていると思います。

 

姫と騎士のロールプレイって冷静に考えるとこっぱずかしくなって思考をめぐらせる

どころではなくなるので冷静になったらだめですね。

私の場合は物語に浸るだったりロールプレイを重視という作品であってもあくまで

マーダーミステリーと記述があればマーダーミステリーを遊ぶプレイヤーの思考がまず

働くので真実を追求するにしても追求から逃れるにしても出てくる情報からプレイヤー

としてこうだと思うというのが頭の中に出てきて、それをキャラとしてはそうだとして

どう動くんだ…?というのをミッションなどを確認しながら考えて発言をしていって

いますが、ここにいわゆる繊細な心情が関わると全然プレイヤーの理解ができていない

ことも多く求められているキャラの動きができないことが多々あります。

この辺りは過大なのかもしれない……人の心、特に女性の事象が起きたときの心境の

変化していくトリガーを理解するのが下手なんだなぁとは思っています。

 

GMは初めましての三上鈴さんでした。

とてもしっかりとした進行で大変スムーズに遊ばせていただきました、ありがとう

ございました。

今回はFF外OKの募集でペア募集ではなく単独でも参加できる募集だったことも

あり、参加させていただきました。

同卓者の皆様もありがとうございました!