マーダーミステリー「Call of Diamond」プレイ感想

1月16日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ公演はこちら。

(下記のリンク先にシステムやネタバレにならないココフォリアの盤面の画像が

ありますので、実際に体験するまで見たくないという方はご注意ください)

komarage.com

SWANDIVEさん制作の「Call of Diamond」です。

プレイヤー人数は6名。

使用したツールはココフォリアとディスコードです。

 

 

こちらの公演はSWANDIVEさんのオンライン公演です。

駒込ガレージという店舗でもいくつか公演を行っていらっしゃることは知っては

いたのですが、未だに訪れたことがなく…タイミングと情勢さえどうにかなり

ましたら興味あるシナリオもありまして訪れることができたらいいなと思っており

ます。

 

今回は、オンライン公演ということで、GMはしもさんさんがご担当でした。

こちら有料公演ですので、お支払いをしたあとに事前の情報を閲覧し、希望の配役を

宣言します。そして、事前に読みこみあり。

私は今回RABBITを希望しておりまして、希望の配役をいただけました。

 

そして、当日。

当日も追加で読み込みがあります。

これがまた、すごくて…なにがすごいかって緊張感がすごい。

 

こちらの作品、舞台はシエラレオネという国で特殊工作員になって作戦を実行して

いくのだが…という、なかなかに物騒なところなのですけれども、なんといいますか、

読み込みを冷静にしているプレイヤーがいるのですが、確かに戦場に心はいたみたいな

そんな感覚になりながら、よくわからない高揚感のなかで読み込みをすることになる

のではないでしょうか、私はそうでした。

 

ゲームシステムも独特なものなのですが、あの感覚に似ているなと思いました。

FFの戦闘。ウェイトモードとアクティブモードというのがシリーズによっては

あります、ウェイトモードだとじっくりコマンドを考えてる間は時間がとまって

いる、アクティブモードは考えている間も時間は進んでいるので考えすぎてしまうと

その間敵は容赦なく攻撃をしてきます。

話は戻って、このマーダーミステリー舞台は戦場なのですから、考えていても時は

進んでいきます!!!

情報を取得するのは早い者勝ち、これはよくあるルールだと思うのですが、この取得の

仕方がこちらの作品は見えないところでの駆け引きや、予想外のこともおきるので

それが戦場は何が起こるかわからない…ということにすごくあっていると思いました。

 

またキャラクターに性別の設定がないのもロールプレイしやすいなと思います。

私も工作員ということで、すごく格好いい特殊部隊のロールプレイしたい!!!と

思っておりまして、男性設定でいきました。

でも、やはり格好いい特殊部隊のロールプレイをするには語彙力が足りなくて、つい

えっと…とか言っちゃうのですけれども、本当の戦場だったら歯を食いしばれ案件

ですね!

なかなか今までこのような緊張感のある設定でのロールプレイってしたことがなかった

ので、新しい経験ができましたし、なにより他の方のロールプレイを聞いていると

私もなにかすごい格好いいこと言いたい!(小並感)ってなってました。

 

音響もすばらしかったです、声を遮るような音にはなっておらず、議論しやすい音量

でしたし、それでいて場面が頭に浮かびやすいような、そんな音響演出でした。

 

こちらの作品は前々から遊びたかったのですが、なかなか日程が合わずという状態で

やっと今回参加することができました。

1月16日現在、あと数公演で一度休止してしまうとのことでしたので、一人でも

多くの方にこのマーダーミステリー体験していただきたいです。

 

GM様の説明も、ゲーム中のサポートもとても素晴らしいですし、なにかプレイヤーが

わからないことがここまででないだろうかと、都度確認をしてくださる。

少々ルールが独特なところもありますから、これはとても親切設計だなと感じました。

 

あとは、やはり物語が唯一無二のものになると思います。

こちらもそれぞれにプレイヤーの考えと、それを元にGM様がしっかりとまとめて

くださるスムーズさが素晴らしかったです。

全てのゲームが終了して、感想戦になったときに緊張感が抜けて、一気に安心感も

くるそんなシナリオでした。

 

マーダーミステリーってほとんどの場合誰かしらが死んだり、何かしらの事件が起きて

その犯人を探したりと、状況的には緊張感のある状況になると思うのですが、実際に

議論が始まると冷静に考えだすことがほとんどでした。

でも、こちらの作品は議論が始まっても、冷静ではむしろいられなくて、いやここは

冷静にならなければ!と意識しないとなれない、そんな緊張感がずっと続いてました。

なんというか、全員が一歩間違えれば死がすぐそこにあるかもしれないみたいな独特の

緊張感だったと思います、なんてったって戦場で作戦をするという話なので。

 

感想戦もすごくしっかりと解説をしてくださいましたし、ただ解説をするだけではなく

この部分って~さんはどう考えてましたか?とプレイヤーに話を振ってくださる感想戦

だったので、思っていたことの答え合わせみたいなものも自然とできたなと思います。

 

同卓の方々はおそらくはじめましてだったかなと思います。

もしかしたら対面マダミスでご一緒したかもしれない方がいたかもしれないのですが、

よくお見かけするなーという方はいらっしゃらなかったかなと。

知ってる方同士で遊ぶのも楽しそうですが、うっかり脱線とかちょっとしたことで

笑ったりとかもしちゃいそうで、今回の設定に限ってはそういうのはなくドシリアスな

空気でやった方が没入感は高まるかなと思います。

 

GMのしもさんさん、同卓の皆さま、ありがとうございました!