マーダーミステリー「メモリーズ・エンド」プレイ感想

9月7日、オンラインでマーダーミステリーを遊ばせていただきました。

 

遊んだ作品はこちら。

booth.pm

ベストアンサーズ様制作の「メモリーズ・エンド」です。

プレイヤーは6名、GM様は必須ではないみたいですがその場合はPLのうち1名が

進行役に。

使用したツールはディスコードとユドナリウムで通話形式で遊びました。

 

こちらの作品、結構前に発表された作品でして、当時遊ぶタイミングを逃してしまって

いたのですが、今回よっしーさんにGMをしていただいて、無事難民から救出して

いただきました。

よっしーさんの進行、そして終わったあとの解説や、一人一人のプレイングに対する

公平なコメントなど、とても快適に遊ばせていただきました。

 

しかし、私はこちらの作品で一つだけここが苦手だったなという部分があります。

これは人により感じ方は違うと思うので、あくまで個人意見です。

 

でも、せっかくですからいいところから先に。

最近はすごくプレイ時間が長いマーダーミステリーも増えてきていますが、こちらの

作品は短めです。

すっと平日の夜にプレイするのに向いているかなと思います。

また、ゲームバランス的にも駆け引きしたりしながらどうなるかわからないという

緊張感を味わえる可能性が高いと思います。緊張感はでますね。

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キャラクターに関しては本当に少ない情報のなかから選ぶことになります。

今回、私は大学生を担当いたしました。

 

あらすじとしては、もうキャラクターたちは死んでいて、記憶もなくて、なので死んだ

理由もわからなくて…でも思い出したいよね、みたいなところから始まります。

そこからどのようにマーダーミステリーになっていくのか…というのはネタバレに

なってしまうのですが、開始時にすでに死んでいるという設定は現実感はないと思い

つつ、斬新でもありました。

このあたりがよかったなと思うところです。

 

ここからは苦手だったかなというところの話。

個人的に、マーダーミステリーはロールプレイも大事だとは思いつつ、ロールプレイと

情報の整理、駆け引き全てがバランスよくできる、もしくはしないと難しいみたいな

作品が好きな作品になりやすいです。

 

いつも大体ツイッターで募集をかけているのですが、遠慮してほしい方に「強弁の方」

とよく入れていたりします。

実はもう一つよく入れているものがあって「ゲーム中に他ゲームの用語を使う方」と

しています。

これは主に人狼用語を使う方のことを警戒していれています。

偏見だなとは思うのですが、人狼の話をしてくる人に苦手意識があります。

 

ゲームが終わって感想戦のときに「あの発言は白かったよね~」とかそれぐらいなら

さらっと聞き流しておくのですが、「人狼だったらこうだったな~」とか聞くと

「そうなんですね~」と流しつつ「うるせぇ!ここはマダミスやってんだよ、人狼とか

別のゲームと比較して言うんじゃねぇ!!!」ぐらいには心で思っています。

なにが言いたいかといいますと、人狼が嫌いだからこう言っているのではなくて、

マーダーミステリーをしているのだから、人狼用語混ぜないでほしいよねってことと、

人狼だけでなく他のTRPGの用語を混ぜないでほしいとも思っています。

 

たとえば、マーダーミステリーだと誰がいい始めたかは私も知らないですが、進行して

くれる人のことをGMといっていて、それをCoC出身でマーダーミステリー始めた

人がKPって言い出すのはなんか違うなって思ってしまうわけで。

もちろん、人狼プレイヤーの方、TRPGプレイヤーの方でもしっかりとマーダー

ミステリーにそれらのことを混ぜずに遊んでいる方はいらっしゃるので、ごく一部の

方がもやっとする感じ。

 

で、これの何が苦手かって、それぞれのキャラの立場にたって行動とかを話し合って

いるときに、その用語を使われると一気に現実に引き戻されてしまうのがちょっと苦手

です。

 

そして、ここからが今回の作品に関係してくるのですけれども、マーダーミステリー

だとキャラクターのハンドアウトに記載されている行動は記憶として扱われている

ので、ルールや注意の説明のときにそこにあるものを確認するには「ちょっと読み返し

ます」ではなくて「ちょっと記憶を思い出します」と言った方がいいです、という

アナウンスがよくあります。

でも、オンラインでユドナリウムやココフォリアを使用する場合に、カードについては

あまり明確に言われていないなと思っています。

 

例えば、Aというキャラの所持品のカードをBが手にしていた場合にAが「Bさん、

私の持ち物調べていたみたいですけれどもどんな感じでしたか?よかったら私も確認

したいです」という聞き方と「Bさん、私のカード何がありました?それ公開でき

ますか?」って聞き方で大分違うなと思っています。

後者はちょっとだけ苦手ですね。

ルール説明の段階ではいくら言ってもいいと思います、ルールを確認するために質問

するときとか。

実際の議論というゲームが始まった段階に、そういった他ゲームの用語だったり、

キャラとしては知り得ないハンドアウトやカードという言葉はなるべくキャラとして

不自然がないように置き換えて、システム的な用語はGMのみというのが理想だなって

思っています。

人に強要はできないなと思ってもいるので、自分はそうしているし、そうしている方を

見ると嬉しくなるぐらいなのですけれども。

 

今回の作品、そういった感じで「カードを見せて」と直接的に言わないようにするのが

結構難しい作品だなと感じました。

その部分について詳しく触れることはできないですし、その部分がこの作品の特徴でも

ある部分なので難しいなと思ってしまって。

なんというか…言葉で言い表すのが難しいのですが、キャラ達はなんでもない空間に

いるという感じなのに、ユドナリウムの盤面の上で議論をしている感が結構強いなと

いう風に思ったというか…いや、本当人に伝わるように表現するのが難しいのですが。

 

前述したとおり、その部分以外にいい部分もたくさんあって、全然楽しめなかったと

いうわけではなく、楽しかったけれども苦手なところもちょっと存在したかな、という

感じです。

 

同卓した方々も、特別苦手だなと思う方もいなくてよかったかな。

GMをしていただいたよっしーさんには今度もう一つお願いしておりまして、そちらも

楽しみにしていますね!

他にもGM可能リストを見てお願いしたくなるものがたくさんあって…!

あまり一気にお願いしすぎるのもと思っているので、少しずつお願いしにいくかもしれ

ません!

 

ありがとうございました!