11月3日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。
遊んだ作品はこちら。
しゃみずい様制作の「アンフィスバエナと聖女の祈り」です。
プレイヤー人数は8名。
今回はフォロワーのりょ→さんの貸切募集にのっからせていただきました。
以前ANIMAでご一緒したきりだったのですが、参加を受け入れてくださったこと
感謝しております!
場所は高田馬場のとあるスペース。
GMは制作者のしゃみずいさんご本人がしてくださりました。
いきなりすごく失礼なことを書くのですけれども、私はこの制作者さんの新作だから
めちゃくちゃ遊びたい!ってなることは本当に少ないです。
もちろん制作者さんによって特徴があって、好き嫌い合う合わないはあるのですけれ
ども、制作者さんが誰かより作品のタイトルや概要で気になる!ってなり、遊びたい!
に繋がるタイプなので、本当に申し訳ない話この作品の制作者誰だっけ…?は実は結構
あります。
そんななかさらに申し訳ないことに、しゃみずいさんのことを私は全然知らなくて。
「ヤノハのフタリ」の感想を書いているので、絶対に調べたと思うんですけれども
記憶に残っていなかったのです。
今回、GMさんとして初めてお会いして思ったこととしては、ものすごく話が聞き
やすくて忘れないなって思いました。
なんだろう、上手く言えないのですけれども落語家の喋りをすごく感じる。
めちゃくちゃ聞きやすいですし、さらにその先の言葉が気になって話に引き込まれて
いく感じがとても心地よかったです。
マダミスのルール説明や解説のお話だったのですが、普通に小話とかを聞いてみたい
気持ちになりました。
さて、今回の作品ですが、配役はGM配役をしていただきました。
最初に自己紹介をしてそれからGMさんによる配役。
GM配役によくありがちな、全員目を瞑って「犯人苦手な人?」とか質問されていく
形式ではなくて、すっと決めていかれたのですが、これがHOを読み終わったあと、
そしてゲームが終わったあと、全員とてもハマっていたなと思いましたし、私も配役
していただいたキャラがとても好きでした。
ミンミを配役していただきました。
自分で選ぶならここかエイジャだったと思っていたので、心見透かされている…!?
とも思ったぐらい。
遊んでいて思ったこと、本当に何を言ってもネタバレになってしまうので難しいの
ですがそのキャラのことをどれだけ自分のなかでかみ砕いて落とし込めたかが楽しさに
繋がっていると思いました。
ゲームとしてこれがしたい、あれがしたいというのも大事ではあるのですが、この
キャラだったらこのキャラと話すときどうするかなとか、そういう細かいところも考え
ながら遊んでいくとよりこの世界を楽しめるものになっていたと思います。
あとネタバレにならない範囲で言うと、面白い!って思う要素があって、でもそれは
具体的には言えないマダミスあるある。
マダミスはメタ推理はだめだと思いつつも、言わないにしても一瞬考えとしてよぎると
いうことは人間なのでどうしてもあると思うんですね、例えばですが、「宇宙ものの
マダミスだし誰か絶対異星人じゃないか…?」とか「研究所が舞台だし絶対やばい
研究だ」とか。
そう思いながら遊んでいたとしてあっていたら「やっぱりそうか~」ってなりますし、
全然違っていたら「予想していた展開裏切られた、すごっ!」って驚きがあるかもしれ
ないのですが、今回の作品は何もそんなことは考えていなくても驚くと思っています。
私はその瞬間が好き。
最近のマダミスはそういう驚きがない場合もあって、もちろんないのが悪いわけでは
ないのですが、あった方が好きではあるし、その作品を遊んでいるなかで一番好きな
瞬間がエンディングでいい結果にたどり着けたときよりも私は、「あっ!すごっ!」
ってなった瞬間が好きです。
ゲームのシステムとして、あまり話すのが得意じゃない、人の話に割り込むのが得意
じゃないという方でも安心して遊べるようになっていたと思います。
私も人の話に割り込むのは得意じゃないので、システム的にかなり助けられました。
なかなか遊べる機会がない作品だと思っていたので、こうして今回機会をいただけた
ことは本当に幸せだったなぁって思います。
募集、すぐに埋まっていたので珍しくすごい行動力出してよかった…!
GMのしゃみずいさん、同卓の皆様、ありがとうございました!
貸切は日程の都合があえば参加チャレンジしたいですし、オープン公演でも偶然遭遇
しましたらよろしくお願いいたします!