マーダーミステリー「シュレディンガーの密室」プレイ感想

5月7日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

白岩ぱんだ様製作の「シュレディンガーの密室」です。

プレイヤー人数は7名。

場所はジョルディーノ吉祥寺店さん。

 

参加させていただくまでの経緯はツイッターのRTで募集が流れてきましてそちらに

参加表明をさせていただきました。

ご一緒する方々どなたも初対面の方でしたので、私からすれば貸切枠ではあるけれども

オープン公演のような、そんな感覚でした。

 

そして、オンラインやオフラインの公演でオススメのマダミスの話を同卓した方々と

しているときにちょくちょくこちらの作品の名前はお聞きしておりました、が、

前情報を全くいれずに当日を迎えました。

概要を確認することが必須ではなかったため製作者の方のnoteやフォロワーさんの

遊んだ報告なども含めて全て目にしていない状態でした。

なので、始まる前のこの作品の印象は「椅子」です。

(前情報を入れなさすぎていて本当に失礼だとは思うのですが、製作者の方のことも

知らずにいましたので、偶然にもこの日の午前に白岩さんが製作者の一人である劇的

マーダーミステリーに参加していて、ものすごく密度の濃い一日になりました)

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集まったあとに自己紹介!このときの進行はジョルさん。

最近は他の店舗さんでも始まる前にプレイヤーとしての自己紹介をするところが増え

たなという印象なのですが、ジョルディーノさんかなり初期から(といっても私が

初めて訪れたの全然オープン直後ではないですが)やってくださっていたという

印象が強いです。

 

しかも、自己紹介でこちらから話すだけでなくて、その話したことにジョルさんが

応対してくださるのがとても嬉しい。

マダミスをやってる人の他の趣味ってなかなかマダミスをやりに集まっているので

お話するときってないのですが、そこで自分が知らない話が出るとどういうものか

というのに興味がわきますし、休憩時間の遊んでいる作品について話せない状態で

あっても自己紹介でした話題を質問したりできて初めての方でも話せる環境を作って

くださるのがとても素敵だなぁと思っています。

 

前にジョルさんにGMしていただいたときもその感想をもったような記憶があって、

いつだったかな…という話を実際にちょっとお話したとき思い出せなかったのですが、

記録を遡っていたらみつけました。

ruki4055.hatenablog.com

こういうときに記録つけていてよかったな……と実感します。

 

さて、ここからは作品の感想について。

配役はGMさんによる配役、いわゆるGM配役。

GM配役、私は結構好きです。これはおそらくGM配役でいただいた役が合わなかった

って思ったことがないからだと思います。

あと人聞きなのですが、GMさんがGMさんの知り合いにいい配役(そもそも何を

もっていい配役なのかはわかりませんが)をあてるという贔屓のような行為も遭遇

したことがないので、GM配役に悪い印象はありません。

GM配役が苦手な人は上述した2つを経験したことがある方、もしくはあわない役に

なったとしても自分で選んだなら納得がいくけれど…と考える方がそう思いやすい

のかなと思っております。

GM配役の場合、全てが終わったあとにどういう理由でその配役をしたかというのを

聞くのも一つの楽しみだと思っていて、今回もお話いただいたのですが、決め方に

ついてとても納得しましたし、すごい観察力と判断だと思いました。

私もそのスキルはほしい……色々なところで役にたつと思います。

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いただいた役はこちらの色。

どの役もとても大変だと思うのですが、例に洩れず大変でした。

大変だけれどもやりごたえがあり、物語のなかでこの色としての役割を考え行動しよう

として翻弄されて状況をみて動きを決めていく…手探りで進む不安と緊張がすごい。

でもその不安と緊張があったからこそこの公演が終わったときのやりきった感も

格別のものでした。

 

読み合わせが多く、演技もできるぞ!って人はしてもいいと思います。

ただ、演技については強制ではないので、自分のできる範囲でキャラとしての読み

合わせをしていけば大丈夫です。

私は読み合わせは好きなんですが、演技は経験がない人間なので自分ができる範囲で

そのときのキャラの気持ちによる声の強度ぐらいしか気にすることはできないですが

ご一緒した方々が皆様本当に気持ちが声にのる方で置いていかれないように必死

でした。

 

何を言ってもネタバレになってしまうし、こんな中盤で書くなよという感じですが、

この作品はあまり感想を見たりしないうちに遊んだ方がいいなとも思う。

遊び終わったあとに感想を読みたくなる作品だった。

だから私もあまりいつもみたいに「ゲームシステムについては~…」といったような

感想は書かないでおこうかなと。

あ、今回は貸切に混ぜていただいたのですが、これオープン公演もオススメじゃない

かなと思います。全員知らない人同士というのも面白い…今回そうでしたが!

 

ご一緒したプレイヤーさん、本当に素敵な方ばかりだった。

この作品が初同卓になりましたが、是非違う作品でもご一緒したいです。

そしてGMのジョルさんと音納夜さん、音響のすこさん。

このお三方の進行、演出がとても素晴らしくてしっかりと作品の世界観に引き込んで

くださいました。

そのときそのときのプレイヤーによって途中の展開は全然違うと思いますし、進行と

して決められたものがあるなかでそのプレイヤーが発現した台詞を受けて瞬時に考えて

返してくださるところがとても素晴らしくて素敵でした。

さらっとやっているように目には見えてしまうのですが、実際なかなかできること

ではないなと思っています(TRPGやっているときに瞬時に返せなくてスキル不足を

感じることがあるので本当にすごいスキルだと思っています…!)

 

本当に素敵な時間をありがとうございました!

唯一の心残りとしては……そうですね、お財布を整理したばっかりにポイントカードを

持っていくのを忘れました……くっ……愚か……!