マーダーミステリー「鳴り止まぬ神」プレイ感想

5月18日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

booth.pm

さび様製作の「鳴り止まぬ神」です。

プレイヤー人数は6人、GM様必須。

使用したツールはディスコードとココフォリアで通話形式で遊びました。

 

boothのストーリーを最初から読んでいるなかで「枢機卿」という言葉が出てきた

あたりでこれは枢機卿やりたいわ!!!って思ったらそのすぐ後に死体が転がって

いたという記述を目にし、俺は………枢機卿になれない………って悲しんだのがこの

作品を最初に知ったときでした。

大体、キャラ一覧を見るとこれがやりたい!!!が決まるのですが、枢機卿という

三文字を目にした段階でそこしかなかった、しかし死んだ。

ということで、よし、あとはどのキャラになっても等しく同じぐらいに楽しむという

感じだな!!!と思っていたら、ダイス勝負で一番最後に残るキャラになり、結果

「守門」役になりました。

この方の作品、前に遊ばせていただいたことがあるのですが、どのキャラになっても

ある程度行動以外の部分についてはとんでもない設定でなければ自由に嘘をついて

いいというルールと同じぐらい自由にキャラの解釈をして大丈夫なところがとても

やりやすいと思いました。

もちろん、そういう細かい設定についてもしっかりと決まっていた方がいい、自分で

考えるとなると基準がなくて演技の部分が定まらないという方もいらっしゃると思う

ので、自由に解釈できるのが嬉しい!という方ばかりではないと思いますが。

でも、私はこのタイプは好きでして役割をきっちりと守ることはしつつ演技の部分で

遊べるし個性を出したりもできるところに楽しさを感じました。

 

プレイ時間は短めかなと感じます、平日夜で遊べるボリューム。

ルールも複雑ではないのですが、とても製作者の方の個性がでている作品だなと

感じました。私個人としてはとても相性がいいなと思いますし、楽しめる要素が多く

実際遊んだ作品は以前も今回もとても満足度が高かったです。

今回たどり着いたエンドはエンドDでした。

 

ただ、boothに記載があるのですが、推理の導線は存在せず情報と議論によって真相を

推測していくゲームになっています。

まさにその記述の通りで、議論が活発かどうか、どの部分が議論にあがっているか

というもので同じシナリオでもかなり展開は違うと思います。

プレイヤーの方々があまり議論をしない場合は何もわからずに終わってしまうかも

しれません、議論が活発であればあるほど「~かもしれない」という部分が増えて

混乱も起きるかもしれません。

うまく整理していけば真相にたどりつくことができる、そういう材料は全て揃って

いるというものでないと納得できないという方には向いていません。

推測の話がかなり飛び交います。人の発言のタイミングを気遣いつつ議論が途切れる

ことがないぐらいに会話が行われるようなプレイヤーさんが揃うと満足度があがる

作品だとも感じました。

 

今回はまさに皆様すごく議論される方だったので時間も余ってしまうということが

ないぐらいに話していたと思います。

この作品と相性がいい方々と遊べたのではないかと思っております、とても嬉しい。

そしてGMは前にこの製作者の方の別作品のときもGMをしていただいたのですが、

フォロワーのATKさんにお願いさせていただきました。

今回も素敵なご案内、そして丁寧な解説をいただきました。

個人的にとても嬉しいことがありました、ネタバレになってしまうので多くを言えない

ところではありますが、しっかりと今回の卓をちゃんと見てくださっているという

のを感じることだったので嬉しかったです。

 

GMのATKさん、同卓の皆様ありがとうございました!

また別作品でご一緒できましたら嬉しいです!