9月18日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。
遊んだ作品はこちら。
すやてら様製作の「不帰落青」です。
プレイヤー人数は4名、GM様必須。
使用したツールはディスコードとココフォリアで通話形式で遊びました。
こちらの作品、ツイッターのプレイヤー募集で初めて目にし、日程が空いていたので
参加を決めたのですが、実はそのときはタイトルの読み方すらわからなかったです。
読み方がわかったあともどういう意味なんだろ……とはなっていましたね。
多分、そういう方は私以外にもいるんじゃないかなと思っています。
そして、それによって興味をもつかどうかも結構左右されるんじゃないかなぁと。
人によってこの作品気になるな!って遊ぶ前に思うポイントって違うと思っています。
「タイトル」「あらすじ」「タイトル画像」「キャラ画像」「所要時間」あたりかと。
ファーストインプレッションだと、私の場合はこう。
タイトル>あらすじ>所要時間>>>タイトル画像>>>>>>>キャラ画像、です。
なので、タイトルから少し内容が想像しやすいものが好き。
そういう意味ではこの作品は当てはまらなかったのです、わからなかったので。
それもあって募集で流れてくるまで作品を知らなかったのですが、ただタイトルから
察するものがなくても意味がわからなくても漢字四文字というのは格好いいですね。
四字熟語……なんか意味わからないけれど、格好いい言葉だ!!!(単純)ってなる
ときの感覚とほぼ近しいものはありました。
そして、こちらのシナリオ……オススメするのは難しい作品だなとも思いました。
私個人の感想はすごい好きな作品です、が、なかなかこのタイプの作品を好きそうと
いう人が思いつかない。
色々とがった要素があるのですが、何かしらの部分でひっかかってしまいそうな気が
しています。
あらすじは院長室に呼び出された医者が急死した患者の死の調査をすることになり、
それぞれの思惑がうずまいているなか誰かが死の責任をとることになる……という
ものでなかなかに陰鬱とした重い空気を終始味わいがちになります。
責任を誰がとるかについてPVPが発生することになるため口調がどうしてもロール
プレイとはいえ強くなりがちですし、人を責めたり責められたりが数あるマダミスの
なかでも激しくなりやすいと思います。
私がこの作品で好きな部分は「点数の最大化」を目指すことが大事なこと。
マダミスは全員で楽しむためにときにはミッションを放棄することも必要…という
作品も多々あることは知っています、そういう作品はそういうものなんだなと思って
楽しく遊んでいるのですが、本質的には点数の最大化を目指す点数至上主義みたいな
作品が私は好きなのもあって作品の傾向がとても好みでした。
情報整理や推理、言い逃れ………それぞれのプレイヤーがすることは多々ありますが、
1つだけを頑張っても点数の最大化は難しい。
点数を求めてできることをとにかくやるという前のめりの姿勢になる必要があって、
それが本当に楽しかったです。
逆にいえば、そういうのが苦手な人には本当に向いていない作品です。
また、医療関係の専門用語が多い、このあたりに拒絶反応がある方も向いていません。
ちなみに私は拒絶反応がありますね、難しい><ってなっていました。
しっかりと解説資料があってそれを見ながら話せばなんとかなりますが文字を目で
追っても一回読むだけではすらすらと会話のなかの単語として使うには難しいなとは
感じました。
ふわっと医療系のマーダーミステリーというよりはかなりがっつりと医療系でしたし、
とっつきにくさはあると思います。
ただ、大絶賛したいところとしてはゲーム性がとても高い。会話を使ったゲームをして
いるんだ!という気持ちにはかなりさせてくれる作品でした。
私が担当したキャラは外科医。
boothに担当できるキャラの公開情報があり内科医、外科医、病理医、放射線科医が
選べます。
正直なところ外科医は避けたい候補の筆頭だったので、うわ~……マジか~……って
気持ちにはなったこともあり、読み込みの時間はほぼモチベーションをあげる時間に
使っていました。
マダミス、大体このキャラやりたい!!!が強くあることがほとんどなので、あえて
キャラ情報を見ないということもあるのですが、このキャラだけは避けたい……も同じ
ぐらいあるので結構キャラ選びはその作品を遊んで楽しかったか楽しくなかったかの
感じ方に影響が出てくるなぁと思っています。
なので、感想書くときにやりたくないキャラだったときはこれがやりたいキャラだった
場合はどう感じただろうかを振り返ってそこを影響させないように作品本来のものに
ついて感想を書きたいのですが、そこまで人間ができていなくてなかなか難しいなと。
決して万人に向けてオススメはしないですし、あまり回数をこなしてない方もオススメ
できないのですが、点数至上主義な人とか自信家な人とか論破するの好きな人あたりは
楽しいと感じやすいのではないでしょうか。
性格きつそうな人間で打線組んでみたって感じで遊んでも面白いかもしれないけれど、
そのGMをするのは胃が痛そうだな……とも同時に思いますね。
今回はほとんど知っているプレイヤーさんだったこともあり、作品の外では穏やかな
方だともわかっていたので作品のなかだけという感じで議論も集中することができたと
思います。
GMは製作者のすやてらさんがしてくださいました。
すごく進行がスムーズでお声も聞き取りやすくて安心して遊ぶことができました。
皆様、ありがとうございました!