マーダーミステリー「マレフィック・ブラッド」プレイ感想

10月10日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

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ドキ☆サバ♡委員会様製作の「マレフィック・ブラッド」です。

プレイヤー人数は8名。場所はKMCさんにて。

 

今回はフォロワーのズミさんの貸切企画に挙手し機会をいただきました。

KMCさんの作品、初期のころはオープン公演を狙って参加していたのですが、ここ

最近は貸切企画にタイミングがいいときは混ぜていただいております。

 

KMCさんの作品、全て遊んだわけではありませんがいくつか遊んだなかでキャラの

ハンドアウトがなかなか重かったり人によってはセンシティブすぎてつらいなって

思ってしまう人もいたりするかもしれないときもあって、内容もなかなかなんでも

かんでも明るくハッピー!みたいな感じにはならないのでオープン公演よりは知って

いる人同士で遊んだ方が安全かな…って考えの人、一定数いるんじゃないかなと思って

おります。

たしかにそう思う気持ちはわかる……がしかし、遊べるときに遊ばないと!みたいな

気持ちが同じぐらいあります、私は。

心が強めの方やどんなことがおきても作品のなかの話だと割り切れる方はオープン公演

でも大丈夫だと思いますので、人数も多めの作品も複数あるので日程いけそうであれば

ソロでもすっと参加してみるのもいいと思います。

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今回の作品は表紙の色の通り4組のペアがいるペアマダミス。

ドキサバさんでは初のペアマダミスです。

公式サイトにはそれぞれの種族やどんな関係のペアかということまで公開情報で載って

おります。

名前だけだったり種族だけだったりであれば単純に名前の響きといかに好きな顔かで

やりたいキャラが決まるかなというところなのですが、私はあまり事前情報を絶対

確認必要というとき以外はあまり見ていかないのでまず会場についてやったことは

キャラクターのなかに眼鏡、もしくはモノクルがいるかのチェックをしていました。

結果……………いない!!!

吸血鬼って極端に目がいいかもしくは極端に明るいところでは目があまりよくなくて

逆に暗いところだとよく見えたりという設定も美味しいかなと思っていてそこで明るい

ところの視力補正という意味でモノクルなんかつけてたらなんかそれだけで知的で長年

生きている吸血鬼だからこそ叡智の結晶という概念がさらに強まると思います(ここ

まで一息で早口)

 

それは置いておくとして、私がやりたいキャラを選ぶポイントは今回は関係性でした。

選んだキャラはこちら。
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ロベルトです。吸血鬼で息子が一人いる。

その息子がペア相手。

つまりここのペアは親子ペアなのですが、私は!!!全然隠していないのですが、

ファザコンでして!!!父親と子どもという関係性がとても好きです!!!

関係性がどんなものでも大体好きですね、良好であっても険悪であっても。

なので、子どもの立場でも父親の立場でもどちらでもよかったのですが、このペアの

どちらかがやりたいな~って思っておりました。

無事父親の方をいただけて嬉しかったですし、ハンドアウトもどういう風に動けば

いいかもすごくやりやすかったです。

ハンドアウトを読み込む時間にキャラの立ち位置としてどういう心情だろうというのを

どのマダミスでも考えて自分が想像ができないものについてはバックグラウンドの

把握や時系列の確認より心情の確認に時間を使うのですが、今回はすっと入ってくる

感じで手に馴染みました。
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隣がペアのアダム。担当プレイヤーさんはズミさんでした。

ペアマダミスって好きだし楽しいなと思うことも多いのですが、好きと得意は必ずしも

一緒ではないので、立ち回りとしてはものすごい苦手です。

どういう部分が苦手というのはそれぞれのペアマダミスの作品のネタバレに触れそう

なので書けないのですが、ペアだからこそ自分だけのことじゃない!みたいなことが

常に頭の中にある状態になって思いきらなきゃいけない場面でも思いきることができ

なかったりという傾向にあります。

 

今回の作品は上述した通り、種族というものが公開情報としてあります。

吸血鬼や魔女、使い魔という人間以外の生物が出てくる話ですので、そういった世界観

についての共通情報もありますが、とてつもなく複雑なものではないのでファンタジー

作品のカタカナ専門用語が苦手……という方でも全然問題ないと思います。

 

システムについてはいたってシンプル。

ルール部分で混乱することはないと思いますが、始まってからでもこれってできるの

かな…?って思ったらGMさんにまずは確認し思いついたことはどんどん口にしてみる

とよいのかなと思います。

 

お話としては人は選ぶ……かもしれないのですが、KMCさんの作品もっと人を選ぶな

というものも今までありましたしとんでもなくセンシティブだ……!ということも私は

なかったかなと思っています。

人を選ぶ部分としては「ハッピーエンド以外認めない!」みたいな方は向いていないと

思いますね、「うわあああこれはきつい………けどいい!!!」みたいな方にはとても

楽しいかもしれません。

なにをもってしてハッピーエンドかは人によって違うと思いますし、そのキャラを担当

して満足のいくように役割を演じ切ればどんなエンドでもプレイヤーとしてはベスト

エンドだなと思います。
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ということで、私はすごい好きな作品でした。

どの部分がとは言えないのですが、ドキサバさんの作品のなかではルール・システム

ともにかなりスタンダードでそこだけを考えるならペアマダミス初めての方でも楽しく

遊べると思います。

なにをもって初心者向け・上級者向けとするかは置いておいて、センシティブ表現を

はじめ特に地雷がありません!という方でしたらいろんなマダミスをまだそんなに

遊んでいないという方でも大丈夫だと思います。

 

GMはまほさん、そして同卓の方々はほとんどの方がご一緒したことがある方でした。

本当に久しぶりに同卓した方もいらっしゃいましたね。

ありがとうございました!また是非遊んでいただけましたら嬉しいです。