マーダーミステリー「ドラゴンエモスト」プレイ感想

12月3日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

2作品遊びまして1作品目はこちら。

ruki4055.hatenablog.com

そして2作品目はこちら。

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ぐりぐり様製作の「ドラゴンエモスト」です。

プレイヤー人数は11名。

キャラクターについては2作品変わらずルララを担当いたしました。

 

えーと………前書きをしておくと、私はこのシナリオ単体で遊んでいたら「自分には

合わない作品だった」と思いますし2作品のうち先に遊んでいたら後半の気持ちが

もっていたかどうか……といったところです。

 

どういう人が好きになりそうとかオススメかというのも、私と違う感性の方としか

なかなか表現が難しいのですが「王道展開でもそうでなくても絶望シーンで絶望したり

感動シーンで感動したり、そういう感情の動きを感じるのが好きな人」向きなのでは

ないでしょうか。

ただ、私はそれをマーダーミステリーのなかで求めているもののメインではなくて、

遊んでみて自然とそうなったら心動かされたなぁ……とは感じますが、その部分を

求めるなら映画を観たりゲームをしたり、自分が体験したいなら朗読劇をしたりという

別の方法でいいのかなと思ってしまうかも。

 

読み合わせは特定の人がすごく多いです、その方が読むのが好きなら大丈夫ですが、

苦手な方であれば苦痛になるぐらいには多い。

2作品のキャラのバランスについては事前に説明はありましたが、それにしてもの

多さだったと思います。

 

そして、マダミスをしていたかと言われるとそんなことはなく朗読劇とその派生の

議論といった感じでストーリープレイングに近い。

議論中も今何をすればいいんだっけな……みたいなロールプレイをしているキャラが

あるにも関わらず何をしたらってなる場面が多くて緊張感のようなものはありません

でした。

 

そしてすごく酷い言い方をすると「製作者の考えた好きな世界観での物語を演じた」

という感じで、ゲームをした感覚はないです。

このサークルさんの作品、色々と世界が繋がっていたりキャラが他にも登場したり

するということで作成した世界とキャラをすごく大事にされているということは本当に

伝わってくるのですが、プレイヤーからすると遊ぶときに初めてその世界観やキャラに

振れるのもあって、製作者側の熱量の多さにすぐには対応できなくて、この物語の

世界はこういう世界でこういうキャラがあって素敵です!!!というのを受け止め

きれていないところもありますし、好みの問題もそこに関わってくると合わない場合は

うわぁ……ってなってしまうし、本当に難しいところ。

それもあってマダミスのキャラについてはこてこてに濃いよりはあっさりしていて

ある程度プレイヤーが解釈を自由にできる余地があった方が息苦しくなくて好きでは

あるのですが、今回は個人的にはきつかったです。

 

でも、議論中のロールプレイは笑うところもありましたし楽しくないわけではなかった

です、ロールプレイと会話は。

体験する前から苦手意識をもって避けるというのもよくないなと思ったので、実際に

こうして遊んでみることも大事だとは思います。

そのうえで、今回の作品は私は合わなかったかなぁ…というところです。

 

ありがとうございました!