マーダーミステリー「屍人村奇譚」プレイ感想

12月7日、オンラインでマーダーミステリーを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

booth.pm

縷々道生我様製作の「屍人村奇譚」です。

プレイヤー人数は6名、GM様必須。

使用したツールはディスコードとココフォリアで通話形式で遊びました。

 

タイトルにも「村」という文字が入っている通り、舞台は村です。

そこで餅窃盗事件が起きて……というところから始まります。

マーダーミステリーも村を舞台にした作品は多くありますが、村作品って好きな方は

本当に好きだと思っていて、私もその一人なのですが絵に描いたような因習村を作品の

なかだけで体験したいみたいな気持ちが強いです。

今回の作品もタイトルを見てリリースされた当初も村シナリオだ!!!と注目をして

おりました。

 

ただ、その一方で内容はどうだろうなぁ……と少し思っていたところはあります。

同じ作者の方の作品「機械島奇譚」でちょっと思うところがあったので、内容が直接

関係していないと公言されてはいるのですが、作風としてはどうかなぁ…という心配が

ありました。

 

最初からそういう先入観もよくないなと思い、まっさらな状態でシステムについて

考えるならばバランスはそこまでいいとは思わなかったです。

ただ、内容としては好きでしたね。村を存分に味わった!

 

キャラは編集者を担当しました。

あ~…こういうキャラか……とは思ったのですが、作中はロールプレイを徹底していた

のでなんとかなっていたとは思います。

 

一番気になったのはエンディング。

エンディングが充実しているということで、確かに充実はしていたと思います。

様々なパターンが想定されていました。

全て読み合わせ形式で、各キャラクターの行動によってかなりエンディングが変わって

きますし、自分一人でどうにもならなかったり運要素で理不尽なエンディングにいく

こともある感じでした。

ふんわりとキャラによってはベストではなさそうなエンディングであってももしかし

たらこうなっているかもしれないと想像できるような感じではなく、かなり明確に

各自のキャラクターのその後については読み合わせできるように記載されています。

 

今回、私が担当したキャラとしては読み合わせで解釈違いはなかったのですが、他の

キャラでこれはそうはならないんじゃ……?って思うところもありました。

でも相手がいる以上読み合わせないとですし、解釈違いのなかエンディングを迎える

のが納得がいかないときがある。

アニメで好きなキャラがいて死ぬのが解釈違いうのとは違うなって。

上記の場合は第三者としてみているわけで、製作者がそう作ったならばそれが公式だ

ってなるのですが、マダミスの場合そのキャラをエンディングまでは自分が動かして

いるわけなので。

もちろん、ハンドアウトにそぐわない行動をあからさまにしてエンディングが解釈違い

というのは違うなと思うのですが、ハンドアウトに沿ってロールプレイをして、相手の

ロールプレイを受けて心境が変わる、動かされるということが会話のゲームだからある

と思っているので、そうやって今回の回だからこそ変わったという部分がエンディング

でむしろ正反対みたいな感じになってしまうともやもやしてしまう。

これ永遠の課題であっていつもエンディングがどんな感じかによって楽しかったか、

少し疑問が残るかになってしまっていてどうしたもんかなー…って思っています。

そう思うのはキャラに憑依しているわけではなくて、むしろ第三者としてこのキャラ

だったらこうするだろうなと考えてロールプレイをしてはいるけれど、キャラのことを

大事に考えすぎてしまっているからなのか……とも思ったりで、結局答えがでない。

 

ただ、ご一緒した方々がとても素敵な方だったので議論中は楽しめました。

駆け引きが好きな方には楽しめる作品だったと思います。厳しい展開になるときはなる

かもしれないですね。

GMはフォロワーのらいたさんにお願いいたしました。

らいたさんのGMはGMとして説明をするというよりは、プレイヤーに寄り添って

ルール確認を会話をする感じでしていってくれるタイプなんだなぁと聞いていて思い

ました。

気さくでこういう風に伝えてもらった方がすっとルールを理解できるという方も

いらっしゃるのだと思います。

 

ありがとうございました!

またどこかで同卓することがありましたらよろしくお願いいたします!