ストーリープレイング「アロイス」プレイ感想

12月26日、オンラインでストーリープレイングを遊びました。

 

遊んだ作品はこちら。

booth.pm

夏目美緒様製作の「アロイス」です。

プレイヤー人数は1名、進行役必須。

使用したツールはディスコードとココフォリアで通話形式で遊びました。

 

ストーリープレイングはなんだか久々でした。

「アロイス」はリリースされたころTLで話題になり、boothを確認しにいった

のですが、そのときからこれはきっと私は好きもしくはじっくりと味わえるだろうなと

思っておりました。

「自身の内面を言語化する」これが私はすごく好きで、こういうストーリープレイング

の場でなくても、日常から何かと言語化、さらには文字化したい人間だなと思っており

ます。

その行動って人によっては「面倒だな」って思う方もいると思います、読書感想文を

書くの面倒くさいなと宿題に出たとき思った方もいるのではないでしょうか。

私はというと、正直な感想を書いていいのであれば読書感想文は好きでしたし、その

行程を面倒だと思ったこともあまりない。

書くことを頭のなかで考えている時間も、それを文字として書きだしている時間も

どちらも好き。

 

また、今回は自身の感情や価値観について話すシナリオということで、それらについて

自己分析的なことをするのも好きであるため、適正めちゃくちゃあるぞ!って気持ちで

臨みました。

 

実際、体験してみたあとに思ったこととしては、本当になかなかない経験ができた、

でした。

楽しかったという言葉ではないと思う、自分自身のことを振り返ったり分析したりする

ことはあれど、この体験は今までに私はしたことがなかったのですごいところを体験

したなという気持ちです。

 

こちらのシナリオは、地雷チェックのシートが含まれているので、進行役の方に確認を

しっかりとしてもらい、そのシートになくても苦手なことは伝えておくべきだと思い

ます。

私はいい体験だったとは思うのですが、人によっては体験であっても苦手だって思う

方はいらっしゃる内容でもあると思います。

この作品の根幹部分のものが題材としては苦手という方もいらっしゃるかもしれない

内容ではあります、なんでも許せる人向けという言葉を使うにしても普段なんでも

許せるって言っている方々でももしかしたら苦手な方もいるかもというのが個人的な

感覚としてはありました。

 

そしてこちらのシナリオは、できる限り進行役の方とプレイヤーがはじめましてなのは

避けてある程度話したことある方と体験した方が深みが増してよい体験になるのかなと

一個人の意見としては思いました。

それこそすごく長い付き合いの友達同士であくまで作品だと割り切って本人同士の

設定で体験してみるというのも他にない体験ができるかもしれません。

 

私としてはここまでたくさんのことを話したのは久々でしたし、進行役の方の話に

静かに耳を傾けて咀嚼しながら言葉を飲みこんで理解する時間はすごく好きな行為でも

あったため、時間はとても短く感じました。

私、こんなに饒舌だったか…!ってこのときは思ったかもしれない。

重たく静かに進んでいく、その感覚とジェットコースターのような展開、しかし騒ぐ

ようなものではない……みたいな、本当になんともいえない感覚でした。

進行役はいつもお世話になっている刀野ひなたさんにしていただきました。

よくマーダーミステリーでGMとしてお世話になったり、PL同卓もあるのですが、

マダミスではない話をする機会ってなかなかないので、本当にいい時間を過ごすことが

できたと思います。

 

これは、私も自分のそれこそ普段ストーリープレイングやマーダーミステリーをして

いない長い付き合いの友人を誘って了承が得られたら進行役やってみたいなと思える

作品でした。

ありがとうございました!