12月24日、オフラインでマーダーミステリーを遊びました。
遊んだ作品はこちら。
HOX様製作の「ニッポン放送殺人事件」です。
プレイヤー人数は9名。
場所はRabbithole新宿御苑店さんにて。
GMは前田さんでした。
クリスマス・イブ、朝9時からのオープン公演だったので知っている方いらっしゃる
可能性は少なそうだな~とは思っていたのですが、いざいってみるとそんなことは
なくて今回も始まる前から安心していました。
今回のこの作品は声優さんが行ったイベントで使われたシナリオとのこと。
どのキャラをどの声優さんが担当したということがわかっていればもしかしたらその
名前でやりたいキャラを選んでいたかもしれません。
今回は特にそういった発表はなかったので直感でやりたいキャラを選択。
高垣を担当いたしました。
あとから調べてみたら高垣を担当したのは狩野翔さん。
狩野さんでぱっと思い浮かぶのは刀剣乱舞なのですが、遊び終わったあとだとこの
キャラを狩野さんが……なるほど……!ってなりますね。
声優さんについては調べるとどのキャラを誰がやったかは出てくるので気になる方は
その部分はネタバレにはならないと思うのでチェックしていくのもよいのかと思い
ます。
個人的には誰が担当したかよりは、この名前と職業といった少ない公開情報から直感で
きたものを選ぶというのが好きなのもあり、今回はこちらを選ばせていただきました。
ところで、私はラジオというものをほとんど今まで聴いたことがありませんでした。
ネットラジオなども全然聴かないです。
耳から音声で入るものや、目に映像として入るものより文字から想像するのが好きな
のもあってラジオでそもそもどんな番組をやっているのかもあまり知らない。
ニッポン放送については、そういった放送があるのはなんとなく知っていても有名な
方がどなたかなどそういった部分は全く知らない状態で今回の作品に臨みました。
ラジオについての知識がなくても、それこそニッポン放送について詳しくなくても
全然問題なく遊ぶことはできます。
もしかしたらニッポン放送に親しみがある方はニヤリとするところもあったのかもしれ
ません、全然詳しくないのでそれすら気づけなかったですが。
ルールについては開始前にしっかりと説明があります。
その説明を聞いているときはなるほどな~……とすっと頭に入ってきたのですが、いざ
始まるとそのルールがかなり今回の作品は大きく響くなと思いました。
しっかりと考えて動かないとあとから後悔することになるかもと思いつつ、状況が状況
ということもあり自由にというわけにもといった感じになります。
全体的な印象はすごく舞台でみせることを考えている作品だったなと思いました。
何かが起きて解決する!みたいな単純なものではなくて、それぞれのキャラがどういう
経歴の持ち主でどういう気持ちでその場にいるのかというキャラ設定はしっかりと
つくりこまれていると感じました。
9人という人数はなかなかに多いのですが、全員がしっかりと物語に関わっていて
背景が薄いなとかいなくても成り立つなって思うこともそんなに多くはなかったです。
舞台で上演された作品なこともあり、それなりに読み合わせも多めです。
万人向けの作品だと思いますが、9人いるということもありある程度自分がやりたい
ことを主張できる人の方が楽しいという実感はわきやすいと思います。
キャラの心情についてもしっかりと考えてロールプレイに反映できる人もオススメ。
全体的なバランスもよかったなとは思うのですが、エンディングはキャラとしてを
深掘りするというよりは全体のエンディングという感じになるので、もしかしたら
物足りないなと思う方はいるかもしれません。
実際に事件は起こるのでこの表現でよいのかとは思いますが、賑やかに遊べる作品では
あったと思います。
ロールプレイをするなかで難しいなと思った部分は、ルールがそれなりに独特なことも
あり話し合いのなかでルール部分について言及するときにキャラとして喋るのが難しい
状態にはなってしまうかと思います。
いわゆる、チップと調査場所の枚数あってます?みたいな。
キャラとしてはそんなの認識してないと思うのですが、確認のために気づかずにそう
話してしまうよなとは思うので、そのあたりが一度でも気になったらキャラ目線から
プレイヤー目線に戻ってしまって再び、キャラ目線に戻すのにちょっとかかるなとは
思いました。
このあたりはそれぞれのプレイヤーの間ですごく気を付ける人と気にしない人がいる
と思うので難しいところなのかなとは思っています。
今回はとても楽しく解説まで含めて遊ぶことができました。
GMの前田さん、同卓してくださった皆様、ありがとうございました!
また機会がありましたらご一緒できますと嬉しいです。